機械エンジニア
H.Y.

大学では機械システム工学を専攻しており、大型の機械製品に憧れを持っていました。就職活動中、当初は工作機械メーカーを中心に調べていましたが、機械・電気・物理・化学・ソフトの総合力で作られている半導体製造装置という分野を知りました。原子層レベルの制御が可能な装置に
チャレンジ性、将来性を強く感じ、当社への入社を志望しました。

成膜装置のガス設計グループに所属しており、量産設計やお客様のご要望に沿った設計対応に日々取り組んでいます。

ガスユニットは、ウェーハに成膜する原料ガスや液化原料を気化させて成膜室まで供給するシステムを構築する非常に重要なユニットです。このユニットはお客様の要求を満たすためのバリエーションが非常に多く、かつ高難度の設計が必要です。生産性や歩留まりを向上させることも求められるため、常に新たな試みをや課題に日々向き合っています。

設計グループの力を結集し、関連部署やビジネスパートナーと連携しながら製品化を進め、お客様から生産ラインとして認められた時、学生時代には感じ得なかった充足感や達成感を得ることができました。

学生時代は機械やPCと向き合い、実験やシミュレーションで検証や考察を行うスタイルでした。入社後もしばらくその流れで続けていましたが、さまざまなプロジェクトに参画するようになり、大きな業務を成しえるためには周りとの連携が非常に重要であると痛感し、パートナーシップの重要性を意識しながら業務を行うようになりました。

仕事の幅が広がり、成功体験のスケールもそれに比例して大きくなりました。設計者として現在の自信につながっています。

週末はできるだけ外出して気分をリフレッシュするようにしています。体力の衰えも感じる機会が増えたこともあり、最近は筋トレに取り組んでいます。身体を鍛えると気持ちが前向きになります。