機械エンジニア
M.T.

県外の大学へ進学しましたが、地元である富山県での就職を希望していました。就職活動で初めてこの会社を知ることになったのですが、就職担当の勧めもあり、「電気」「半導体」というワードにどれほど機械が携われるのか半信半疑で説明会に参加しました。当初のイメージとは異なり、機械設計者の活躍の場が幅広くあることと、世界と勝負する社風に魅力を感じ、エントリーしました。

半導体製造装置は機械、電気、ソフト、プロセス、ものづくりなど、あらゆる分野の集合体で成り立っています。現在の部署は、お客様の要望・仕様に見合った装置構成を検討し、各ユニットへ装置コンセプトを伝えることで、設計の始動を働きかける役割を担っています。営業活動を含めると最上流工程の位置付けになり、お客様と対等に対話するために、自身の専門分野である機械以外の知識を身に付けることが求められます。当社のお客様の大半が海外のお客様であることから、言語の壁も乗り越えなければなりません。まだまだ、書き並べた言葉通りの活躍は到底できていませんが、日々自分が描く理想をめざして精進しています。

また、自身が担当する装置の生産工程の管理も必要です。装置仕様の図面整理、作業指示書の発行、生産進捗のサポートなど、業務は多岐にわたっています。

お客様からの要望やものづくりの視点からの社内の要望など、社内外問わず良い製品を作るためにさまざまな意見が集まってきますので、設計方針をしっかり定めなければ、全てが円滑に動かなくなってしまいます。決定が難しいことも多々ありますが、上司、諸先輩方のアドバイスを受けながら取り組んでいます。プレッシャーを感じる場面もありますが、この仕事環境にやりがいを感じています。

入社のきっかけとして、世界と勝負している社風に魅力を感じたと述べましたが、実際に海外のお客様の現場へ行き、実作業を行っている時は自身の成長を実感しました。最近では、お客様との仕様の打ち合わせや、お客様に対して設計コンセプトを説明する場面も増えてきました。当社では、たくさんの方が海外で活躍していますが、自身がその場に身を置いた時は、一歩ずつではありますが、成長できているのかなと感じています。

休日は家族との時間を大切にしています。近くのショッピングモールや晴れた日は公園へ出かけることが多いです。子どもが大きなお風呂を好むようになり、最近はスーパー銭湯に行くことも増えました。ここ数年は近場でのお出かけが多かったので、県外やテーマパークに連れて行ってあげたいと考えています。

時折ではありますが、ゴルフなどのスポーツにも時間を費やしたり、地元の仲間、会社同僚とお酒を嗜んだりすることもあります。休むときは休み、仕事を忘れて休日を満喫しています。