海外赴任で得られた経験と人脈が
何より自分を成長させてくれたと実感
就職活動をしている学生へのアドバイス
就職活動は大変ですが、何に興味があるのか、何を仕事にして人生の多くの時間を共にしたいのか、自分自身を見つめ直す良いタイミングだと思います。また、学生という立場から、仕事をして社会に貢献する立場へと変わる時期でもあります。学生としてよりも、社会人として過ごす時間の方が圧倒的に長いので、自分は何がやりたいのかをぜひ考えてみてください。いろいろ企業を見て、知って、知見を広めた上で、「ぜひ当社で仕事をしたい」と思われた方と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
入社のきっかけ
大学では半導体材料の成膜研究を行っていました。より良い膜質を得るため改善案を検討し装置改造を行い、市販されていない部品は自ら設計・製作しながら研究に取り組んでいました。この経験を通じて半導体製造装置に興味を持ち、自ら設計したいという思いがこの業界を志望したきっかけです。
就職にあたり、会社説明会で採用担当や設計担当の方から業務内容や仕事環境などの説明を聞き、私がやりたいと思っていた仕事内容があると感じ、エントリーしました。
現在の仕事内容
現在は欧米のお客様を中心に、当社の最先端成膜プロセス装置の開発および提案をしています。業務内容は、お客様との仕様協議や資料作成、装置開発のスケジュール管理、社内関連部署との打ち合わせ、海外グループ会社との装置導入スケジュール調整など、多岐にわたります。
現在の業務に至る背景として、入社後に機械設計者として配属され、新規装置開発に取り組みました。2017年にアメリカのアイダホ州ボイシへ赴任し、お客様のデバイス開発を半導体製造装置のエンジニアとして、オペレーションから立上げ・改造、メンテナンスに至るまでサポートしていました。2021年に富山事業所に帰任後、開発関連のプロジェクトに従事しています。アメリカ赴任時に担当したお客様は、現在も担当しています。
仕事の魅力
半導体デバイスの微細化や高集積化が進むに伴い、成膜装置への要望も格段に高いものになっています。その目標を、お客様との対話を通して明確にし、当社としてどのように新規性をもって目標を達成するかを常に考えています。目標の達成は容易ではありませんが、これまで培ってきたお客様との信頼と当社のもつ技術と経験を通して挑戦できることにやりがいと魅力を感じています。
成長を実感したこと
海外赴任で得られた経験と人脈が何より自分を成長させてくれたと実感しています。当時を振り返ると、何をするにしても新しい経験の連続でした。当時は装置トラブルからの復旧や新規装置の立上げなど、私一人ではどう対処して良いか分からないことが山積している状況からのスタートでした。その中で、日々新しいことを学び、周りの人と連携して問題を解決していくうち、徐々に経験と知識が蓄積され、類似事象が発生した時やお客様からアドバイスを求められた際に、その経験を基にトラブルを解決し意見や助言を述べることができるようになり、成長を実感しました。
仕事後または休日の過ごし方
休日は家族との買い物や子どもと一緒に遊ぶ時間を楽しんでいます。最近は景観の良い場所や公園でサイクリングをすることもあり、子どもの成長を感じると共に私にとっても良い気分転換になっています。
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記事内容および社員の所属は取材当時のものです
ある日のスケジュール
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7:00
出社
メールチェック、1日のスケジュール確認
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7:30
欧米顧客および海外グループ会社との会議
欧米との時差により日本時間朝、現地夕方という状況で会議
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9:00
社内会議
社内関連部署と海外グループ会社を交え、現在の課題、次回のお客様への報告内容を確認
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11:00
資料作成
各プロジェクトにおけるお客様および海外グループ会社向けの資料作成
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12:00
昼食
社員食堂で昼食
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13:00
社内会議
新規装置の仕様確認や新規ユニットの評価進捗を関係者と確認
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18:00
退社
明日以降のスケジュールとメールを確認して退社
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