プロセスエンジニア
G.S.

学生時代は半導体センサーの研究を行っていました。同じ素材でも、プロセスによって性能が大きく変化することから、プロセス開発に興味を持ちました。半導体製造装置は、同じ膜種でもプロセスにさまざまな工夫をすることで、性能を向上させることができます。当社で半導体製造装置を開発することが、世の中の多くのデバイスに影響を与えられると思い志望しました。

プロセスエンジニアとしてお客様のニーズを満たせるよう、プロセスとハードの両方の観点から開発に取り組んでいます。半導体製造装置メーカーとして、お客様が求める量産性と膜特性の両方を満たす必要があります。これらに対して、さまざまなパラメーターについて検討し、実験を行います。分析を行い、ターゲットとギャップがある箇所をどのように埋めれば良いか考察し、関係部署と協力をしながら開発を進めています。

半導体は、多くの工程を経てデバイスができあがります。そのため、いろいろな技術を使うことになるので、それぞれのバックグラウンドを生かして、課題解決に取り組めるところが面白いと感じています。また、多くの人と協力しながら一つのものを作り上げ、それが実際に世の中で認められ、世の中の利便性が少しでも上がると考えると、やりがいのある仕事だと思います。

いろいろな視点で見る力と、目的意識を持つ習慣です。ある装置を複数の分野に導入しようとした際、同じ装置でもニーズの優先度が異なることがあります。また、想定とは違い、思わぬ分野で活用できる場合もあります。そのため、目的意識をもって開発に取り組みつつも、視野が狭くならないよう別の分野でも活用できないか考えることを心掛けるようになりました。

富山県には自然が多いので、登山や家庭菜園をしています。将来的には雪山登山の完遂を目指しているので、丈夫な体作りのためにジムで体力強化を行っています。