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事業活動に伴う環境負荷低減と省エネルギー活動の推進をめざして富山事業所に太陽光発電システムを導入

2022年5月19日
株式会社KOKUSAI ELECTRIC

株式会社KOKUSAI ELECTRIC(代表取締役 社長執行役員:金井 史幸、本社:東京都千代田区)は、半導体製造装置の研究開発および生産拠点である富山事業所において太陽光発電システムを導入し、同システムがこのほど本格稼働しましたので、お知らせします。

富山事業所の建屋(屋根)と緑地に設置した太陽光発電システム

太陽光発電システム導入の背景

当社グループは、グローバルに事業を展開する企業の責任として、自らの事業活動に伴う環境負荷低減に取り組んでいます。当社グループ全体で省エネルギー活動を推進するとともに、特に電力の使用量が大きい富山事業所の使用電力については非化石由来の再生可能エネルギーの導入について検討を進めてきました。

当社はこのたび、その一環として、富山事業所の建屋と車庫の屋根および緑地に太陽光発電システムを導入し、同システムがこのほど本格稼働しました。これにより、富山事業所内の事務所棟の電力を本システムでほぼ補うことができます。また、再生可能エネルギーの活用だけでなく、建屋の屋根への設置に伴った遮熱効果により空調に関連した電気使用量の削減が期待されます。

富山事業所では、半導体製造プロセスの開発に伴う評価設備のエネルギー使用が多くを占めますが、環境負荷の少ない半導体製造プロセスの開発に努め、脱炭素社会の実現に向けた取組みを強化していきます。また、自然エネルギーの導入や再生エネルギーへの切り替えを推進し、将来的にはカーボンゼロ※な事業所環境の構築をめざします。

今後も当社グループは、コーポレートスローガン「技術と対話で未来をつくる」のもと、事業とサステナビリティの両側面から、安全・快適で活力ある、持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な発展をめざします。

二酸化炭素の排出を全体としてゼロ(排出量ー吸収量=0)とすること