社長あいさつ

このたび、2025年4月1日付で代表取締役 社長執行役員に就任いたしました。1986年に、当時の国際電気株式会社に入社して以来、半導体製造装置事業に従事してまいりました。これまでの製造や営業、経営企画、海外駐在の経験を生かしながら、当社グループの持続的成長に向けたイノベーションの創出に取り組んでいく考えです。

今後も株式上場会社として、社会的責任をより一層強く自覚し、事業活動とESG(環境・社会課題の解決、ガバナンスの強化)の取り組みの両側面から、引き続き社会の信頼・期待にお応えできるよう、役員・従業員が一丸となって精励してまいります。引き続き皆様のご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

当社グループを取り巻く半導体デバイス市場は、スマートフォンやパソコンなどのコンシューマー向けの需要拡大に加え、データセンターや5G、生成AI、環境負荷低減への投資(GX)などの産業向けの需要拡大、主要国の産業支援策により、今後も大きく成長することが予想されています。また、半導体デバイスの進化に伴って、その構造は複雑化、三次元化、微細化へのシフトが進んでいることから、より高性能な半導体製造装置が求められるようになり、半導体製造装置市場もまた大きく成長することが見込まれています。

当社グループは、1950年代に半導体製造装置の開発に着手し、約70年にわたって半導体デバイス製造の前工程における成膜に特化した研究開発に取り組んできました。2018年に株式会社KOKUSAI ELECTRICとして独立し、2023年10月に東京証券取引所プライム市場に上場した現在に至るまで、世界中の半導体デバイスメーカーの多様なニーズにお応えしてきました。これからもコーポレートスローガン“技術と対話で未来をつくる(Technology & Tai-wa for Tomorrow)”のもと、技術の革新と対話の深化に取り組んでまいります。

加速する半導体デバイスの高密度化や高性能化に応える半導体製造装置を世の中に提供していくことは、半導体デバイスの進化を支える私たちの使命です。当社グループは現状に満足することなく、創造と革新が生まれる未来を支えてまいります。

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