2024年10月2日
株式会社KOKUSAI ELECTRIC(代表取締役 社長執行役員:金井 史幸、本社:東京都千代田区)は、富山県砺波市に建設していました半導体製造装置の新工場となる「砺波事業所」がこのたび完成し、9月18日に竣工式を執り行いましたのでお知らせします。
竣工式には、新田 八朗富山県知事や夏野 修砺波市長をはじめ関係者約100人に出席いただくとともに、建設地である砺波市下中条自治会の皆様に獅子舞を演舞していただくなど、砺波事業所の末永い繁栄を祈願しました。
砺波事業所は、富山市八尾地区の富山事業所に続く国内で二つ目の生産拠点で、当社の主力である成膜プロセス装置やトリートメント(膜質改善)プロセス装置の主力工場として稼働します。SX (Smart Transformation)※1を最大限活用することで、生産プロセスやマテハン※2、設備管理などを高度化し、生産能力および生産効率の倍増※3を図ります。
また、事業所全体を稼働できる太陽光発電システムを導入し、EMS(エネルギーマネージメントシステム)による省エネと合わせて、100%再生可能エネルギーで稼働する環境に配慮した工場となります。
- ※1
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IoT/IT/デジタル化の先端技術とデータを活用したスマート生産・管理への変革活動
- ※2
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「マテリアルハンドリング」の略称で、作業員の負担が大きい荷役作業の効率化や省人化を目的に使用される機械や設備全般
- ※3
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2021年3月期比、2026年3月期に倍増となる計画
砺波事業所の概要
- 名称
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砺波事業所
- 所在地
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砺波市下中条110番1
- 設計
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株式会社日立建設設計
- 施工
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株式会社大林組
- 敷地面積 / 延床面積
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約40,000㎡ / 約38,000㎡
- 構造
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鉄骨造 地上3階
- 投資金額
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約240億円
- 操業開始
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2024年10月
- 用途
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半導体製造装置の製造
今後も当社グループは、コーポレートスローガン「技術と対話で未来をつくる」のもと、事業とESGの取り組み(環境・社会課題の解決、ガバナンスの強化)の両側面から経済価値および環境・社会価値を追求することで、SDGsの達成に寄与するとともに、持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な発展の両立をめざします。